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2011年7月

セシウム蝉

今年は、夏が静かな気がする。

いつもならワシワシうるさい蝉がなかなか鳴いてない。

どうしてなんだろう。

セシウム汚染のせいかしら。

今年の春のお花見もとても静かで、充分花をみる事、その時間に堪能できた。

こんな落ち着いた花見をしたのは、初めてだった。あらためて感じる……良いなぁって。

でも……夏には蝉がワシワシうるさいくらいに鳴いて欲しい。

ベランダの網戸にとまって日曜の午後の昼寝の邪魔をして欲しい。

普段うるさいヤツがいなくなると、なんだか寂しいよ。

ただただ、蒸し暑いだけの夏なんて、なんだか調子が狂ってしまう。

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ナイナイ岡村いじめ

先日のフジテレビの27時間テレビの『すぽると!』の枠で、ナイナイの岡村さんが企画のバスケットボール3on3対決の中でボールをぶつけられるなどの、岡村イジメとも取れる場面が放送されました。

あれをみていて、気持ちを害した人が多く、すぐさまに出演者のブログにコメントが付けられ大荒れ状態になったそうです。

http://getnews.jp/archives/131199

自分も見ていて、ひどくくだらなく、見るに堪えないと感じて、すぐにチャン寝を切り替えてしまいました。

学生時代によくあった体育の一場面みたいなものなのでしょうが、大人になってみると本当にくだらない事だと思います。

確かにフジテレビ側の演出でもあったんでしょうが、くだらないくらいに安直で、しかも見るに堪えない。

いじめに見えるどころか、完全にイジメの構図でした。

正直……この件でコメントが大荒れになった事は、とてもうれしい事だと感じています。そこに視聴者側の良心があるから……。言い方ややり方をとやかく言う前に、すぐに反応が起きる事というのは、まだまだちゃんとした感覚を持ってくれている人たちが大勢いるんだなと思えました。

自分は今はブラックバラエティというSMAPの中居くんの番組を見なくなりました。きっかけはまったくこの事件と一緒でした。

ただのイジメ番組じゃんか。

けらけらと笑っているだけのMCのSMAPの中居くんに、ガッカリでした。

そう言えば鶴瓶さんとやっている世界仰天ニュースも見なくなっちゃってましたね。

これも笑福亭鶴瓶さんのいじり方が、いじりではなく弱いものイジメに見えてきたからでした。

テレビの中には、イジメのタネが一杯です。それを面白く感じているかぎり、イジメなんてなくならない。

せめてコメントを寄せてくれた方々の鋭敏な感性と行動力に期待するしかなさそうですね。

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セシウムの行方

牛肉のセシウム汚染が申告です。

牛肉で思い出すのが、伊丹十三監督の「スーパーの女」です。ラストは食肉運搬車でのカーチェイスでしたが、圧巻だったのが、スーパーの食肉売り場でのやりとりでした。肉はうまくブレンドしないとうまみがない。肉屋はそうやって、うまみを出す商売なんだ。

本当に憎々しげで、上手い演技でした。

正直屋はお客様を騙しません。

こう言って店長はお客さんの手を取り、『いらっしゃいませ』と声をかけるシーンがありました。

パッケージに包まれたお肉のいろが鮮やかすぎるとか、何日経っても黒ずまないので、薬品を使っているんじゃないかとクレームが来ます。

それに笑って答える柳沢慎吾演ずる食肉売り場の職人さんたち。

本当に新鮮なお肉はこうなんですよ。クレームをいった奥さんたちが目を丸くして驚く。

そのシーンをみた時、なんだか目頭が熱くなりました。

今伊丹十三監督が生きておられたら、どんなお気持ちでしょうか。そしてどんな問いかけをする映画で、わたしたちを楽しませてくれるのでしょうか。

確かに、戦後の日本人は食の欧米化でたくさん肉を食べるようになりました。お肉屋さんも急成長だったでしょうね。外食では焼き肉屋さんが、出資するには最良だと言われた時期もありました。

それはすなわち歩留まりが良いから……なのかも知れません。少ない経費で利益を上げる。経済の鉄則です。

全てそんな経済の鉄則が、がんじがらめになって今の社会はできあがっているように感じます。それをことごとく破ってくれていたのが、伊丹十三監督の女シリーズなのかも知れませんね。

今まさにそんな鉄則がわたしたち消費者を悩ませています。食の安全は信頼から生まれるように思います。

それが揺らいでいる。

牛肉の産地偽装もそうでした。賞味期限の張り替えも、記憶に新しいですね。

今回のセシウム汚染は食肉業界に端を発したものではありませんが、流通させてしまったのは、その管理の甘さと言われても仕方がない事だと思います。

いまだに広がり続ける流通経路、「混ぜてしまえばわかりっこない」どうも、このシーンがちらついてならない。混ぜられるのは何も牛乳【原乳】だけとは限らないんですね。混ぜてしまうとどこでどうなってしまったのか分からない。随分甘い【旨い……旨味のあると言った方が良い】仕組みです。分かっていたできレースの匂いすらある。

原料や産地では管理しきれないのであれば、せめて成分表示でセシウム汚染の度合いを表示するしかありません。汚染はセシウムだけではありません、残留農薬や発ガン性物質も表示すべきです。

何も知らされずに不安感をつのらせる報道のやり方にも、政府の対応にももううんざりです。

国は検査機関の充実をはかり、報道は安全の意識の向上に努めて欲しいです。

食の安全は消費者が1つにまとまって、ムーブメントを起こさないと行けないように感じています。待っていては、いつまでも何も変わらないままです。

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