TBS日曜劇場「JIN 仁」その10
TBS日曜劇場「JIN 仁」
http://www.tbs.co.jp/jin-final/
TBS日曜劇場「JIN 仁」を見ていて思う事は、自分が過去にタイムスリップしたら、これほど有意義な事が行えるだろうかという問いだ。
問いといった挙げたわりには、その答えはすぐに出てくる。
答えはノーだ。
自分が知っている事は、およそ歴史の授業で知った、極些細な表面的な事に過ぎない。その当時の新聞にも劣る情報量だ。
つまり未来を知っているという事は、その時代の人にとって、あまり関係はないのだという事だ。
確か内野聖陽さん演じる坂本龍馬が、仁が語る自分の未来の事を、遮るシーンがあった。
自分たちが今見知っている出来事は、多くの人の日常に関係はない。実は未来からやってきた人は、その翌日の天気すら当てられないだろうからだ。
つまり、未来の人たちは社会がどう動いたのかは、分かるが、それがどんな小さな事で、成り立っているかを知らない。歴史の流れを個人が変える事が出来るのだろうか。こんなテーマもこの「JIN 仁」にはある。
明治以降の150年で劇的変化を遂げたものは、やはりなんといっても医療だろう。現代の医療が過去の人たちを救う。
有名な芸術家で病でなくなった方も多い。そう考えると、その意義は大きい。
過去から未来の医療を変える事も出来る。
ドラマの中には、点滴やら アンビューバッグ (Ambu bag) が登場し、脳外科手術が行われている。確かに、SFだとか、絵空事だとかいう事もできようが、今の現代だって、昔の絵空事がまことしやかに現実になっているわけだ。
携帯電話然り、新幹線然り、テレビ然りである。
最初に発案されたときは、それが社会にたいしてどういう影響があるかさえ論じられる事はなかった。
その中身を理解するだけで、精一杯だったからだ。歴史、時の流れは全て必然で、残るものは残るべくして残っていくという事になる。
今回のTBS日曜劇場「JIN仁」でもこのテーマは根底に流れている。
歴史を変えるものは、何か。
この問いかけは、いつも自分の中にあった。それがあるから、タイムパラドックスをテーマにした映画やドラマにひかれているように思っている。
その問いに対する答えに、このTBS日曜劇場「JIN仁」と言うドラマを見る事で少しでも近づく事ができればいいと思っている。
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